お伝えしたい『葬儀の知識』

2021.12.28

知人の葬儀社体験01|ブログをご覧の方にお伝えしたいこと。お葬式を急がなくていいのです。

知人の葬儀社体験01|ブログをご覧の方にお伝えしたいこと。お葬式を急がなくていいのです。

お葬式に詳しい方は、なかなかいません。みなさま初めての経験で、何をどうしていいか分からず、「とにかく急がなくては」と思ってしまう方が多いものです。

しかしお葬式は急がなくていいのです。むしろ、納得がいくまでじっくり考えることが大切です。そのお手伝いをするのが葬儀社のつとめ。今回はそのことをお伝えしたくて、お葬式を急がなくていい理由をまとめました。

このことを知っておくだけでも、万が一の時に慌てず、落ち着いて行動できるのではないでしょうか。

 

【お葬式を急かされる現実】

先日、知り合いの親戚の方にご不幸がありました。突然お亡くなりになる方は多いのですが、その方のご親族もそうだったようです。

実際、お通夜とお葬式を終えてからお話を伺うと、葬儀社に「斎場と火葬場を早く決めなければいけない」と急かされてしまったそうです。

お葬式を急ぐ理由としてよくいわれるのが、

・最近亡くなられる方が多く、早く予約をしないと斎場が埋まってしまいます。
・早くお葬式をしないと故人の体の状態が悪くなり参列される方がより悲しむことがあります。
・ご遺体の保全にドライアイス等が必要なので、時間がかかるほど余計な費用がかさんでしまいます。

このようなことです。

そして、お葬式のことを知らない方は、「そうなのか」と思って勧められた葬儀社に、よく話を聞かないまま頼んでしまいます。

たしかに、ご家族が悲しむ暇もないまま、ある種特殊な精神状態のときに、やれ「あれを決めろ」や「これをしないと後で困る」等を言われてしまったら、言いなりになってしまっても仕方のないことでしょう。

そんな話をさくら葬祭代表近藤に伝えると、「葬儀社は様々だが、往々にして考え方が偏っているように感じる。葬儀社は接客業ではなくホスピタリティ産業なんだ。」と言います。

マニュアル通りの行動や、求められたことを提供するだけなら単なるサービスですが、心の奥に潜んでいるお客様の本当の望み、こうだったらいいのにという想いを汲みとって、どうすればお客様が喜んでくれるだろうか?と考え抜くのがホスピタリティです。

お葬式を急かすのはこのホスピタリティの精神に反することであり、ご家族の心に全く寄り添っていないこと。葬儀社の姿勢として、あってはならないことだと私たちは考えます。

 

【お葬式を急がなくて良い理由】

お葬式は急ぐ必要はありません。それはこのような理由からです。

・お体の保全はドライアイス等管理がしっかりしているので日数はあまり気にしなくていい
・ご家族や親族、お見送りする方の日常生活を踏まえ、できるだけ多くの人が納得する形で行う必要がある
・急いでにお葬式をしてしまうと、参列したかった方が来れないと心悔やまれる事がある
・時間をかければ葬儀社や葬儀プランをしっかり納得行く形で選ぶことができる

つまり、よくいわれる「お葬式を急いだ方が良い理由」は全く根拠のないことだといえるでしょう。

 

【お葬式を急かすお葬式社は×】

では、なぜ葬儀社はお葬式を急かすのでしょうか?

たとえば、葬儀社が決まっていない場合、その間に他社に葬儀を取られてはならないと急かす会社もあります。

また、空いている日がない、斎場が空いているからあまりしきたりにこだわらないなら「友引」ですがその日にしましょうなどと、せかしてきます。

とにかく利益優先で、ご家族の心情など二の次になってしまうのでしょう。

もちろん、最近では「友引」でも気にせずお葬式を行う方もいらっしゃいますし、斎場が空いているなどメリットもあります。

ですが、近藤社長はいいます。

「その場合でも、しっかりと葬儀の常識をお伝えして、メリットとデメリットを伝え、十分ご理解を得ることが大前提だ」と。

考える暇も与えずに畳み掛け、よくわからないままお葬式の準備を進めてしまう葬儀社では、納得のいくお葬式などできるはずがありません。

 

【お葬式は誰のため?コンセプトのある式にするために】

お葬式は、なによりもコンセプトが大切であり、軸となる考え方がしっかりしていなければならない。コンセプトがないお葬式は、全てがバラバラになってしまうからです。

お通夜、お葬式はすぐやってきます。喪主様やご家族は短期間で手配や段取り、細かな決定をしながら慌ただしく過ごすことになります。その時に、ご家族に寄り添い、些細な気遣いを葬儀社の担当者ができるかできないかが重要になります。

それは、葬儀社がお葬式の邪魔になってはいけないからです。お葬式は故人様のためであり、残されたご家族のその後の生活が何よりも大切なのだと近藤社長は言います。

その生活の中で、何年もの間、故人との思い出とともに、葬儀でしっかりと見送ることが出来たと後悔なくその後の人生を歩んでもらう。それが大切なのです。

ですから、常日頃スタッフ一同、葬儀のコンセプトを大切にを心がけています。

この記事を読まれた方が少しでも安心してご葬儀をできるようになることを、心から願っています。

葬儀は急がなくても良いです。そして、強引に葬儀をするように急かすような葬儀社と出会ったら是非この記事を思い出してください。葬儀社やプランはじっくり選ぶ事が可能なのです。

Books

私の葬式心得

本書は、自分を「おくられ上手」に、また家族を「おくり上手」にする一冊として、これからの「理想的なお葬式」のあり方を提案していきます。
株式会社SAKURA 代表取締役 近藤卓司著「わたしの葬式心得」幻冬舎出版より発売中です。アマゾンで好評価5つ星。

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