著書:わたしの葬式『心得手帳』

2016.04.08

お葬式の手伝いに関して~葬儀社スタッフの役割(会場内)

お葬式の手伝いに関して~葬儀社スタッフの役割(会場内)

 

今回の記事は「お葬式の手伝い」の中で、葬儀社に依頼をするべきところとポイントをお伝えいたします。

 

各葬儀プランの内容で「スタッフの人数」にご注目ください。

 

葬儀プランにはグレードがあります。

 

予算の高いプランから低価格のプランまで、さまざまです。

 

多くのお客様は祭壇の大きさ、お花の量、お棺のグレードなどを重要視されます。

 

とても大切なことではありますが、「セレモニースタッフの人数」も非常に重要なのです。

 

葬儀スタイルや規模によって、スタッフの必要人数は変わってきます。

 

各葬儀プランには葬儀参列者の「人数の目安」が記されています。

 

繰り返しになりますが「セレモニースタッフの人数」は非常に重要なことです。

 

本題に入ります。

 

葬儀の施行(注:施して行うの意味)において、葬儀式場内のお手伝いは通常の場合葬儀社スタッフが行います。

 

例えば、司会進行やご焼香の案内などです。

 

ご会葬者の人数が30名を超えると、動線(会葬者の誘導)も非常に重要となります。

 

スタッフの人数が不足すると、お式自体が壊れかねないのです。

 

また、ご会葬いただいた方々に迷惑をかけてしまうこともあります。

 

式場内セレモニースタッフの人数は非常に重要なのです。

 

式場外セレモニースタッフの重要な役割は

 

受付のお手伝いの方々との連携と、会葬者の接待です。

 

お手伝いをいただいている方のほとんどはお葬式に慣れていません。

 

当然のことと思います。

 

セレモニースタッフと「共同でお葬式の手伝いをすること」はお手伝いをいただいている方々への配慮、会葬者へのおもてなしとなるのです。

 

また、開式前などにご親戚、会葬者の方々への接客(お茶出しなど)も必要になることが多々あります。

 

お料理などの配膳係も必要ですね。

 

衛生管理上の問題等で「お持ち込みされた料理に関して」はセレモニースタッフは配膳ができなかったり、廃棄物(ゴミ等)も自己責任(お客様自身)で処分、お持ち帰りいただかなければならないのです(斎場の使用規約)。

 

お香典返しを配る係に関しても同様です。

 

品質管理上の問題等で「お持ち込みされた返礼品」に関しては、セレモニースタッフは品物に手をつけることは出来ないのです。ダンボール等も自己責任(お客様自身)で処分、お持ち帰りいただかなければならないのです(斎場の使用規約)。

 

以上のことを考慮して、セレモニースタッフの必要性をご理解いただければと思います。

 

より良い「お見送り」のために。

 

“おくり上手”になるために。

 

 

Books

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