葬儀への想い(旧葬送空間)

2025.05.03

お別れ会という名のもとの告別式②

お別れ会という名のもとの告別式②

前回の記事では無宗教・献花方式のお葬式であっても、あえて式次第(プログラム)は設けないスタイル、俗にいうノープランで執り行ってはいかがか。

 

上記の提案をさせていただいた事をお話しさせていただきました。

 

ご家族と打ち合わせをした翌日に会社関係者様と打ち合わせをリモートで行いました。

 

第一回目の打合せ内容は葬儀の日時・場所の共有、それに伴う訃報連絡の形式、各お手伝いの人数と役割、配置に関して。

 

以上の内容でした。

 

お通夜までの一週間、会社関係者様とは連日、リモートでの打ち合わせでした。

 

そして、翌日の打ち合わせ時に事態は急変しました。

 

会葬礼状の用意は当初、300枚の予定が700枚にまで追加されたのです。

 

当初の予定は親族20名、会社関係200名、お知り合い関係50名でした。

 

親族、会社関係、お知り合い関係に加えて

 

故人様の前職の会社関係と学友関係で最低300名がご会葬されるということでした。

 

ここでノープランが生きて来るのです。

 

くどいようですがノープランとは、何も考えずに行き当たりばったりという事ではありません。あらゆるリスクを想定して、前もってリスクを潰した上でアグレッシブに行動するという事です。

 

想定されるリスクを会社関係者様と共有して前もってリスクを潰し、準備して行きました。

 

また、ご供花受付け窓口をコールセンターに一本化、営業事務がご供花リストを作成、会社関係者様と共有して行きました。

 

ご家族の方には心配をかけないように(お葬式に集中していただくため)、義兄様と会社関係者様、担当の近藤の三者間で準備を進めて行きました。

 

 

少し話がずれてしまいますが、さくら葬祭は家族葬専門の葬儀社ではありません。

 

厳選された取引業者様、有能なセレモニースタッフ、そしてコールセンターを有しています。あらゆるお葬式に対応出来る葬儀社です。

 

経験はもとより、その経験からのデータも蓄積されています。

 

 

そしてお通夜当日を迎えました。

 

つづく

Books

私の葬式心得

本書は、自分を「おくられ上手」に、また家族を「おくり上手」にする一冊として、これからの「理想的なお葬式」のあり方を提案していきます。
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