葬儀への想い(旧葬送空間)

2022.05.26

お客様からの温かいお手紙

お客様からの温かいお手紙

こんにちは。さくら葬祭です。

今回は、お客様から頂いたお手紙をご紹介させてください。

さくら葬祭では、お葬式の後に「お客様アンケート」というものを行なっておりません。その理由は、後ほどお話しいたします。

その代わりといってはなんですが、感謝のお手紙を直筆や、メール、お電話、などお客様からお声をいただくことがございます。

お客様の声

昨今は、コロナ禍で閉塞的な世の中の雰囲気もあり、企業やお店に対してクレームをいただくことはあってもお褒めいただくことは少なくなっているのではないかと思います。

その中にあっても感謝の気持ちをわざわざ手紙という形でお送りくださる方がいるということはとても大変有り難いことです。スタッフ一同励みにしております。

 

【さくら葬祭がアンケートを行わない理由】

なぜ私たちがお葬式の後にアンケートを行わないのか。それは、お客様に感想を強制することによってお客様に負担をかけてしまうと考えているからです。悲しみに暮れる中、本当の気持ちをお聞かせいただける状況ではないというのが大きな理由です。

憔悴しきっているお客様に対して、「アンケートをお願いします」などとはとても言えません。

また、大切な人を見送ったあと、誰が相手を非難しようという気持ちになるでしょうか。

お葬式の後ですから、そのアンケートには「いろいろやってもらったし、あれこれ言うのも悪いかな」という気持ちが入ってしまうでしょう。近藤はそういいます。それでは、お客様の本当のお気持ち、感想を聞かせていただくことはできません。

ですから、そのような状態でのアンケートはしない方が良いと考えているのです。

 

【感謝のお手紙】

そのような中にあって、こちらからは何もいっていないのに感謝のお手紙やメールをいただくことがございます。

これは大変ありがたいことであり、これこそがリアルな声であると思います。

メールやチャットがコミュニケーションツールの主流となり、年賀状ですら書かなくなっている現代で、わざわざ筆をとってお気持ちを伝えてくださることがどれほど難しく、貴重なことか。

スタッフ一同、本当に感謝の念に堪えません。

 

【エホバの証人のお葬式】

今回温かいお声をいただいたのは、宗教的に様々な一般的な葬儀では問題がでてしまう宗教の方でした。

エホバの証人は意図した儀式的なセレモニーは行わず、シンプルに近親者で見送る形のお別れをされるのが一般的です。仰々しく大きな祭壇を作ったり、遺影の周りをたくさんの花で埋め尽くすということもありません。

献花や焼香ももちろんないので、通常のお葬式の流れとは違いがありますが、さくら葬祭はどの宗派の方にも対応が出来るよう準備しております。

もちろん、今回のエホバの証人のお葬式についても、ご家族にお話を伺ってできる限りご希望に添えるよう尽力してまいりました。

その対応がしっかり出来るかも葬儀社の腕が問われるところかもしれません。

 

◎お客様の声

実際にお客様からお送りいただいたお手紙をご紹介いたします。このようなありがたい言葉を頂戴し、むしろ私たちの方が感謝の気持ちでいっぱいです。

 

「突然のお手紙失礼いたします。

3月上旬にお世話になりました。○○の親族の者です。この度は大変お世話になり、福島さんへ感謝をお伝えしたくお手紙を書かせていただきました。

エホバの証人の信条や気持ちを尊重するために進んで耳を傾け、私たちのためになることをいつも優先し、寄り添ってくださり、どうもありがとうございました。

家族の死はあまりにも突然のことで気持ちの整理が追いつかず、悲しみや不安に押しつぶされそうになっていました。

その中でも福島さんが優しくほほえみかけ、私たちに温かく接してくださったので、気持ちが軽くなり安心することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

コロナ禍でより忙しかったり大変なことも多いと思いますが、どうぞお身体に気をつけてください。」

 

◎ 葬儀風景

献奏という形で、演奏をさせていただきました。通常の音楽葬ではバイオリン、ピアノなど数名の演奏者をそろえて4~8曲ほどの演奏となることが多いのですが、今回はあくまでもシンプルに、質素に。

しかし、シンプルであっても音楽大学を卒業した一流奏者の演奏ですから、心に残るとても温かいお葬式となりました。

さくら葬祭では、多様社会である現代において、それぞれのお考えを大切にしていきます。

そして、大切な人をお見送りする最後のときを後悔することなく過ごせるよう、ご家族の心に寄り添い、しっかりと心に安心感を持てるようなお葬式を実現します。

宗派に関係なく、「こんな風に見送りたい」というご家族の気持ちを大切にしておりますので、こんな形でお葬式ができるだろうか?など小さな疑問でも結構です、どうぞお気軽になんでもご相談ください。

Books

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本書は、自分を「おくられ上手」に、また家族を「おくり上手」にする一冊として、これからの「理想的なお葬式」のあり方を提案していきます。
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